大谷、4戦ぶり2号2ラン 復帰後本拠地初弾に地元ファン熱狂 6戦連続安打

ロイヤルズ戦の6回、右越えに2号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-ロイヤルズ」(18日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「3番・指名打者」で出場し、六回の第3打席で右越え2号2ランを放った。13日の敵地でのツインズ戦以来4試合ぶり、本拠地では復帰後初の本塁打。飛距離は120メートルだった。大谷はこれで6試合連続安打となった。

 地元ファンを熱狂させた。2打席連続無安打で迎えた六回1死一塁の場面。初球、内寄りの146キロ直球を完璧にとらえると、打球は大きなアーチを描き、右翼席へ消えた。

 第1打席は空振り三振。トラウトの10号ソロ、通算250本塁打で先制した直後の打席。大谷は今季3勝の右腕ジュニスに対し、初球、ボールになる126キロカーブを見送った後、150キロ速球、148キロ速球を打ったが、いずれもファウルにして追い込まれる。ボール1つを挟んでカウント2-2からに内角低め、ワンバウンドになるスライダーにバットは空を切った。

 2点リードの三回2死走者なしの第2打席は。初球、外角高めに抜けてボールになるスライダーを見送った後、内角高め148キロ速球に反応したが、詰まり気味の打球が中堅手のグラブに収まった。

 この日は試合前に行った打撃練習では43スイングで19本の柵越え。復帰後最多だった前日の12本、リハビリ期間に公開されたフリー打撃最多の15本を大幅に上回る打撃を披露し、ロイヤルズの一塁側ベンチは選手たちが集まり、“ギャラリー状態”となった。

 打撃練習の前には術後初めて2日連続となるキャッチボールも行った。40フィート(約12・2メートル)から120フィート(約36・6メートル)までの距離を計80球投げた。

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