大谷ヒヤリ、右肘に死球!防具に直撃 塁上では心配するカブレラに笑顔

 6回、死球を受ける大谷
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 「タイガース-エンゼルス」(8日、デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「3番・指名打者」で出場した。

 左腕ボイドとの対決。復帰8打席目となった第3打席は7点を追う六回、2死無走者。3球目、内角のツーシームをよけきれず、手術した右肘に死球を受けた。ヒヤリとさせたが、装着していた防具に直撃し、痛がるそぶりはみせずに一塁へ走った。

 塁上ではメジャー屈指の強打者、カブレラに心配され、「大丈夫」と笑顔で言葉を返した。次打者の内野安打で二塁へ進んだが、後続が倒れ、得点できなかった。

 一回、1死で迎えた第1打席は低めのスライダーを見逃し。2球目の内寄りツーシームに振り遅れ気味の空振りで追い込まれると、3球目は真ん中の145キロの直球にバットが出ず、見逃し三振に倒れた。

 第2打席は三回、2死二、三塁の好機。カウント1-2からの5球目に詰まり、三ゴロに倒れた。

 前日の試合で右肘手術から219日ぶりに戦列復帰し、4打数無安打1打点、1四球。18年9月30日の昨季最終戦以来となった公式戦は5打席に立ち、左腕2人を含む3投手と対戦。見逃し三振、遊ゴロ、空振り三振、三直、四球だった。

 この日のタイガース先発はメジャー5年目、通算25勝の左腕ボイド。今季は7試合で3勝2敗、防御率3・05を残している。

 試合前は通訳の水原氏にスマホで撮影をしてもらいながら打撃練習。34スイングで2本の柵越えと、大谷にしては少ない数だった。

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