大谷「一人でやってるより楽しかった」術後初のチーム打撃練習で柵越え9本

 右肘手術後初めてチームに合流してフリー打撃を行った大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス-マリナーズ」(19日、アナハイム)

 昨年10月に右肘手術を受け、今季は打者に専念することが決まっているエンゼルスの大谷翔平選手(24)が19日(日本時間20日)、マリナーズ戦前に術後初めてチームに加わり、フリー打撃を行った。33スイングで2度の2連発を含む9本の柵越えを放ち、「打球の質や飛び方はそんなに悪くない」と手応えを口にした。

 5月の戦列復帰を目指す大谷は3月27日にチームの遠征には帯同せず、本拠地でフリー打撃を開始。この日は控え組のグループでコーチが投げる球を打ち、「一人でやってるよりも楽しかったかなと思います」とにこやかに話した。この日は33スイングで2連発2回を含む9本の柵越え。打球方向の内訳は中堅6本、右中間1本、左翼2本。「昨シーズンの感覚と同じかどうか(比較する)というのは難しいですけど悪くない。体の状態もそうですし、打球の質だったり、飛び方だったりとか、そんなに悪くないかなと思います」と、手応えを口にした。

 屋外のフリー打撃と並行して、室内では実戦に近い球速が出るマシンを使った打撃練習も行っている。週明けにも現役投手の投げる球を打つ実戦形式の打撃練習に入る見込みだ。「あとは(実戦形式に)入った後にどう感じるか、どう変えていくかというところだと思います」と大谷。「その感覚のところだけかなと思ってます。そこが戻れば、というか、大丈夫なら自分でも試合に入っていけるという自信も出てくると思いますし、打つ、打たない、ではなく、その感覚がどうかっていうところはすごく大事かなと思います」と、“生きた球”への反応の重要性を力説した。

 前日の試合前には母校・花巻東高の先輩でもあるマリナーズの菊池と再会を果たし、「楽しかったです」。早ければ、5月30日(日本時間5月31日)からの同カード4連戦でメジャー初対決が実現する。「個人的にも楽しみですし、でも、やるとなったら特に意識することなく、というか、しっかり打つための準備をしたいなと思います」と、勝利優先の打撃の実践を宣言した。

 この日の大谷は打撃練習の前に投手陣の練習にも参加。キャッチボールでは90フィート(約27・4メートル)まで距離を伸ばし、計75球を投げるなど、二刀流調整を行った。

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