マリナーズ・雄星 メジャー初黒星 初回失点の課題克服できず
「マリナーズ4-6インディアンス」(15日、シアトル)
序盤に3失点しながら四回以降は無安打無失点。マリナーズ・菊池雄星投手(27)は粘投で6回を3失点に抑えたが、打線の援護なく、メジャー初黒星を喫した。
悔やんだのは立ち上がり。初回2死から3安打1四球で2失点。3試合連続初回失点で課題を克服できず「流れも空気も悪くなってしまう。そこはすごく反省してます」と力なく話した。
序盤は変化球の制球が安定せず、直球頼みの配球が裏目に出た。三回のソロ被弾も甘く入った高めの直球。
「自分の形、軸となる球が見えてくれば、四回以降のようにいいカウントを作る投球ができる」
次回、6度目の登板は20日(日本時間21日)のエンゼルス戦の予定。母校・花巻東の後輩でもあるエ軍・大谷の前で初勝利をつかんでみせる。