イチロー7打席連続快音なし 外野陣は手薄…開幕までに感覚つかむ

試合前のフィールドでバットを振るイチロー(撮影・小林信行)
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 「オープン戦、パドレス7-7マリナーズ」(5日、ピオリア)

 ミスショットを自覚した時の癖。打った瞬間、打席の中でわずかにこうべを垂れた。マリナーズのイチロー外野手(45)がパドレスの右腕3人と対戦し、3打数無安打。オープン戦打率を・125(16打数2安打)に下げた。

 二回2死二塁、六回1死一、三塁の好機はいずれも左飛。7打席連続快音なし。両膝を曲げる角度を浅くして頭の上下をなくすなど、打撃フォームの改造に着手。しかし、この日も結果にはつながらなかった。

 試合前の監督会見。サービス監督は右肘痛のため別メニューで調整していた正中堅手候補のスミスについて20日の日本開幕戦は「かなり厳しい」との見解を示した。正右翼手候補のハニガーは腰の張りで2戦連続欠場。イチローの存在が不可欠な状況にある。

 とはいえ開幕まで約2週間となり、経験豊かな45歳も結果を求められる立場だ。よりよい打撃感覚をつかむための試行錯誤は続く。

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