「オープン戦、マリナーズ７－３ブルワーズ」（１日、ピオリア）

　マリナーズのイチロー外野手（４５）が１日（日本時間２日）、ブルワーズとのオープン戦に「７番・右翼」で出場し、３打数１安打。二回の打席で１５６キロの速球を中前へはじき返し、８打席ぶりの快音を響かせた。

　２点リードの二回。スタンドからどの選手よりも大きな拍手と歓声を受け打席に入ったイチロー。右腕バーンズの初球、低めの１５６キロ直球を鋭く振り抜いた。快音とともにはじかれた打球は投手の股間を抜け中前へ。オープン戦初戦の２月２２日のアスレチックス戦で三回に右前適時打を放って以来、４戦８打席ぶりの安打となった。

　「振りにいかないと振れないから。知らないピッチャーだしね。とりあえず、そういう姿勢でいかないと最後の（空振り三振に倒れた五回の打席）みたいに追い込まれるから」と言葉を紡いだ。