大谷 右ひじ手術は「もちろん抵抗はあった」【主な一問一答】

今シーズンを笑顔で振り返るエンゼルス・大谷翔平=東京都千代田区の日本記者クラブ(撮影・堀内翔)
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 大リーグ・エンゼルス・大谷翔平投手(23)が22日、東京・内幸町の日本記者クラブで帰国会見を行った。報道陣312人が訪れた会見で、投手として4勝2敗、防御率3・31、打者として打率・285、22本塁打、61打点を残した二刀流の1年を振り返った。

 【主な質疑応答は以下の通り】

 -1年を振り返って。

 「1年ぶりにここに来たんですけど『やるぞ』という気持ちから1シーズンを終えて、いろいろなことがありましたけど、1年間すごく充実して楽しい日を送れたと思っています。最後に終わってみたら、すごいいいシーズンだったと思えるシーズンだったと思う。来年の課題を含めて充実したシーズンだったなと思います」

 -右肘の状態。10月上旬にトミー・ジョン手術を受けた。

 「まず肘にメスを入れるかについては、もちろん抵抗はありましたし、入れないなら入れない方がいいかなと思ってはいたんですけど、長期的に見た時に健康な状態で不安なく、マウンドで自分のパフォーマンスを出せるようになるのが一番だと思ったので」

 -オープン戦で不振に陥り、イチローにアドバイスを求めた。

 「アリゾナキャンプの時なんですけど、なかなか思い通りにプレーの中でいかないことであったりとか、精神的な部分もそうですけど。そういうところで一番こう経験されてきた方にお話をうかがいたいなということで。実際にお会いして話をさせていただく機会をいただいた。そこから気持ち的にも技術的にも、より進歩してシーズンに入っていくことが出来たのですごく感謝してますし。すごい勉強になった期間ではないかなと思います」

 -メジャーで適応する中で苦労したこと、すごいなと思ったことは。

 「どのぐらい差があるのかということに関しては個人もそうですし、日本と米国の全体的な差もそうですけど、行ってみないと正直分からないことが多かった。行った直後は本当に全てが違うというか、野球自体が文化も含めて違うなと感じました。レベルが総合的にパワーとかだけではなくて、技術もそうですし、スピードもそうですし。そういうのが本当に高いなと。総合的に高いなと感じました」

 -ファイターズの仲間、先輩、後輩の人から激励とか頼りがあったか。後輩の人から自分もいきたいとか助言も求められたりメールなりきた?

 「ファイターズ時代のチームメートの方に関しては先輩、後輩も含めて、頻繁に連絡はきてたので、取る機会はあったかなと思います。自分からなにかあるってことはなかったですけど、普通に連絡は今までどおりとってたかなとは思います」

 -右肘の手術で来シーズンいつごろからバッターとして復帰できる見通しは?

 「1週間、2週間の単位でトレーナー方も、医師の方も含めたミーティングをして、次のステップというのをやっていこうと、決まっていくので、ある程度のスケジュールというのはあるんですけども、それによって全然、期間は変わっていくので、個人差もあるし、術後のリハビリの仕方によってもかわってくるので、今の段階でいつごろとか特定はできない」

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