マー君、古巣・楽天にあいさつ 守備向上 ゴールドグラブ賞最終候補で自信
ヤンキース・田中将大投手(30)が20日、古巣楽天の球団事務所にあいさつに訪れた。メジャー5年目の今季は、守備に優れた選手に贈られるゴールドグラブ賞のア・リーグ投手部門で最終候補に残ったことが自信となったと明かした。
「ファイナリストに残れたというのは、一個前に進めたのかなと思う」。マー君は納得の表情を浮かべた。日本でも2011年から3年連続ゴールデン・グラブ賞。投げるだけでなく、フィールディングのうまさは一流投手の証しだ。「派手なプレーができるわけじゃないが、自分を助けることや流れを断ち切ることにもつながる、すごく大事な部分」と自負を見せた。
今季12勝を挙げたが「到底満足できるものではない。来年はシーズンを通してパフォーマンスを見せる」とマー君。その軸に、投げて守ることへのこだわりがある。