マー君は5回3安打1失点の好投 2点リードで交代
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「ア・リーグ地区シリーズ・第2戦、レッドソックス-ヤンキース」(6日、ボストン) 先発したヤンキースの田中将大投手は5回を3安打1失点。3-1とリードした状況で勝利投手の権利を持って、ベタンセスにマウンドを譲った。
3点リードの四回、1死走者なしでボガーツに中越えへの特大アーチを浴びたが、初回から低めへの制球を意識した78球中48球がストライクという安定した投球を披露。4つの三振を奪い、四球はわずか1つだった。
打線も初回にジャッジのポストシーズン3試合連発となる先制ソロで援護。二回にはサンチェスのソロ本塁打などで2点を追加した。
今季の田中は5年連続2桁勝利となる12勝。プレーオフの通算成績は4試合2勝2敗で、防御率1・44は4試合以上に先発した投手の中では球団歴代2位と安定感が光る。レッドソックス戦は今季4試合に登板し、1勝0敗、防御率7・58だった。