大谷、23度目マルチ&10盗塁 球団史上新人3人目の20本塁打&2桁盗塁達成

アスレチックス戦の2回、左前打を放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-アスレチックス」(28日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は「4番・指名打者」で出場し、2戦連続、今季23度目のマルチ安打を記録。二回に出塁した際にはシーズン10盗塁目となる三盗を決め、新人では球団史上3人目となる20本塁打&10盗塁を達成した。

 二回、先頭で打席に立った大谷は、右腕ファイアーズにカウント2-2と追い込まれながら高めの145キロを左前へ流し打ち。連続試合安打を4に伸ばし、後続の死球で二塁に進むと、6番アルシアの2球目に三盗に成功。シーズン2桁盗塁をマークし、内野ゴロの間に先制のホームを踏んだ。

 5-0の三回には初球、内角チェンジアップをライナーではじき返して右翼線二塁打。2戦連続23度目のマルチ安打を記録した。

 球団広報によると、新人で20本塁打と10盗塁を同時に達成したのは1987年のホワイト(24本塁打、32盗塁)、2012年のトラウト(30本塁打、49盗塁)に続いて3人目。米メディアによると、20本塁打と10盗塁に10試合登板を合わせるとメジャー史上初の偉業だという。

 大谷はここまで打者で101試合(代打22試合)に出場し、打率・283、22本塁打、59打点。27日のレンジャーズ戦では日本ハム時代の同僚、マーティンから決勝22号を含む4打数2安打2打点だった。28日は試合がなかった。

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