大谷、右肘靭帯損傷発覚後に「3番・DH」で出場 第1打席は四球

 「レンジャーズ-エンゼルス」(5日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「3番・指名打者」で出場し、一回の打席は四球だった。

 大谷は試合前にMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、右肘内側側副靱帯(じんたい)に新たな損傷が見つかり、予定されていたブルペンでの投球練習を回避。医師から靭帯再建手術を勧告された。

 しかし、打撃には支障がないと判断され、この日の試合に出場。6月1日以来の対決となったメジャー最年長45歳のコローンに対し、1点リードの一回無死二塁の打席は四球を選んで出塁した。

 大谷はここまで打者として81試合(代打22試合)に出場し、打率・276、16本塁打、44打点。前日は左投手から初本塁打となる16号を放ち、メジャー1年目の日本選手では歴代2位の松井秀(ヤンキース、03年)に並んだ。

 現役最多の通算247勝を誇るコローンの今季の成績は7勝11敗、防御率5・45。大谷は同右腕と3月11日のオープン戦で対戦して右前打、公式戦では6月1日に2打席対戦し、右中間二塁打、四球と相性はいい。

 エンゼルスのラインアップは以下のとおり。

1番・右翼 カルフーン  打率・223、18本塁打、54打点

2番・二塁 フレッチャー 打率・282、1本塁打、24打点

3番・DH 大谷     打率・276、16本塁打、44打点

4番・遊撃 シモンズ   打率・292、9本塁打、66打点

5番・一塁 フェルナンデス打率・281、0本塁打、4打点

6番・三塁 ウォード   打率・197、3本塁打、8打点

7番・捕手 アルシア   打率・226、3本塁打、15打点

8番・左翼 ブラッシュ  打率・107、0本塁打、1打点

9番・中堅 E・ヤング  打率・221、1本塁打、8打点

投手 バリア 9勝8敗、防御率3・46

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