大谷、松井秀喜氏に並ぶ16号 最多は城島氏18本 移籍後初の左腕から本塁打

レンジャーズ戦の6回、右越えに16号本塁打を放つエンゼルス・大谷=アーリントン(共同)
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 「レンジャーズ-エンゼルス」(4日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「2番・指名打者」で出場し、六回の打席で16号ソロを放った。メジャー1年目の16本塁打は、日本選手では松井秀(ヤンキース)と並ぶ歴代2位タイ。メジャー移籍後初めて左腕から本塁打を放ち、日本選手最多となる城島(マリナーズ)の18本を射程圏内にとらえた。

 1-4の六回。一回と三回の打席でいずれも無死二塁の好機で見逃し三振を喫している左腕マイナーに対し、カウント2-1から4球目のスライダーを右翼席へ運んだ。

 日本選手がメジャー1年目で16本塁打を記録するのは城島、松井秀に続いて3人目。松井秀が625打席を要したのに対し、大谷は273打席目。いかに高い確率で仕留めているのかがよく分かる。

 チーム練習がなかったこの日は試合前のフィールドで通訳の水原氏を相手にキャッチボールを行った。約15分間、カーブとスライダーの変化球を交えて67球。2日の登板で張りが出た腰や打球を受けた右手、さらに長期離脱の原因となった右肘の状態は良さそうだった。

 ソーシア監督によると、あす5日と7日にブルペンで投球練習を行い、投手復帰2戦目となる9日のホワイトソックス戦に備えるという。

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