大谷、後半戦“悔幕”CY賞左腕カイケルに3K

 「エンゼルス1ー3アストロズ」(20日、アナハイム)

 圧倒された。エンゼルスの大谷翔平投手(24)がアストロズの15年サイ・ヤング賞左腕、カイケルの内角ツーシーム攻めに屈し、今季4度目の1試合3三振。「いいところにくるボールはかなり動きも大きいので難しい」と脱帽した。

 この日は後半戦初戦。球宴休みを挟み5日ぶりの実戦は、打線全体も左腕の前に七回2死まで無安打。大谷も「きっちり攻めるところを攻められた」と完敗を認めた。

 前日に右肘の検査を受け、投球練習再開のOKが出た。2日連続のキャッチボールは20メートルの距離で約60球を投げ「すごくうれしい」と素直に喜んだ。

 右肘手術の可能性には「マスコミの方の臆測。そこに尽きる」と苦笑いで振り返った。とはいえ、患部損傷はグレード2(3段階の中)だったこともあり「フォームを見直すことは必要」。目指すはシーズン中の復帰登板。「そこに向けてしっかりいいステップを踏めれば」。大谷が二刀流復活に意欲を見せた。

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