平野が18試合連続無失点「日本での経験が生きている」 ロブロ監督は上原と比較
「ダイヤモンドバックス6-3メッツ」(14日、フェニックス)
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(34)がメッツ戦で3-2の七回に登板し、2三振を奪うなど1回を完璧に抑え、18試合連続無失点とした。
大胆かつ慎重に攻めた。昨季までプロ野球オリックスで通算156セーブを挙げた平野は「日本での(抑え)経験が生きている。粘られながらも抑えられてよかった」と胸をなで下ろした。
先頭に通算333本塁打のバティスタを迎えた。3ボールになっても直球を7球続け、8球目にフォークボールで空振り三振に。「1球前のフォークのサインは首を振ったが、次も出たので頼むという感じで投げた」と言うように、捕手の配球と自身最大の武器を信じて好結果につなげた。
2死を取るとメゾラコには一転、フォーク中心に。9球目でバットに空を切らせ「一発を打たれるのは嫌だったので、集中して投げた」と胸を張った。
日本投手では2013年にレッドソックス時代の上原(巨人)が27試合連続無失点を記録している。当時レッドソックスでコーチだったロブロ監督は2人を比較し「(ともに)素晴らしいフォークをコーナーに投げ分けることができる。今は自信があふれている」と頼もしそうに話した。