大谷 打球も驚異の177キロ 打撃練習では球団最長?スコアボード直撃打

 「エンゼルス3ー8レイズ」(18日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)はレイズ戦で「5番・指名打者」で出場し、3打数1安打1四球。二回に二塁打を放った。

 初対戦の左腕スネルに2球で追い込まれながらフルカウントに。7球目、外角高め156キロ直球を時速177キロの打球ではじき返し左中間二塁打。「数球でしっかり対応していけたのはよかった」と自画自賛した。

 四回は四球で、その後は見せ場を作れなかった。だが、「内容的には濃い打席の方が多かった。次につながる」と収穫を口にした。

 試合前の打撃練習では、16スイング目が右翼席後方にあるスコアボードを直撃。球場史上最長の可能性が高い推定160メートルの一撃に球団広報部が「後日、飛距離を測定してお知らせします」と異例の対応を見せた。

 打撃練習前には2日後の登板に備えてブルペンで37球。大谷は開幕から約2カ月をこう表現した。「野球のレベルはやっぱり高いなと感じている。その中で自分をどう変えながらいい方向につなげていくか、毎日それしか考えてない。でもすごく楽しい」-。

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