大谷翔平のファウル顔面直撃の審判員は欠場 少なくとも20日までは休養
「エンゼルスーアストロズ」(16日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)が「2番・指名打者」で出場した。一方で前日、大谷のファウルが直撃して途中交代した球審のカルブレス審判員は欠場した。
この日発表されたアンパイアの中に前日の球審を務めたカルブレス審判員の名前はなかった。アクシデントは前日の試合の三回、大谷の打席の時に起こった。
アストロズの先発、コールが投じたその日最速を計時した99・4マイル(約160キロ)の剛球を大谷が振り抜くとファウルチップの打球はカルブレス審判員の顔面を直撃した。
防護マスクを着用していたが、その衝撃は相当だったようで同審判員は捕手の助けなしには立っていられない状態。試合は中断され、エンゼルスのトレーナーの診察を受けた後、そのまま負傷退場。二塁塁審だったバックナー審判員が代役を務めた。
一夜明けたこの日の試合でカルブレス審判員は三塁塁審を務めることになっていたが、欠場。少なくとも20日まで休養するといい、代わってシーガル審判員が審判団に加わった。