カブス・ダルビッシュ 移籍後初勝利はお預けも、6回9K1失点の好投
「ブルワーズ2-5カブス」(7日、ミルウォーキー)
カブスのダルビッシュは今季2度目の登板でも初勝利が持ち越しとなった。それでも、家族が見守る中、六回まで最少失点の好投で勝利に貢献し「全体的に安定もしてたし、良かったと思う」と満足感をにじませた。
「スライダーを3種類投げたが、すごく効果的だった」と言うように、左右の打者やカウントで使い分けた。四回にはテムズにソロを浴びたが、失点した回以外は危なげなかった。6回を2安打1失点、9三振1四球。マドン監督は「球が速かったし、スライダーも鋭く、途中からリズムも良くなった」と評価した。
チームは八回に勝ち越されたものの、九回に逆転し「チームが勝てたことが一番良かった」とダルビッシュ。新天地での初白星は時間の問題だ。