大谷、スプリット21球 4回2/3を2失点も充実総仕上げ
「エンゼルス春季キャンプ」(24日、テンピ)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)がマイナーの紅白戦に先発し、4回2/3を2安打2失点5三振6四死球だった。開幕に向けた最終登板で不安を残す数字が並んだが「スプリットを中心に投げようと思ったので序盤から多めに投げられて良かった」と暗さはなかった。
投球数は渡米後最多の85球。スプリットは過去4度の実戦の合計を上回る21球。「極端な話、スリーボールからでも投げようかという感じだった」。四球増は想定内だった。
四回にこの日最速の154キロ。スプリットで連続空振り三振も奪った。「回を重ねた方が落ちも良かった。今日でだいぶ進歩した」。キャンプ打ち上げ日に宝刀を磨き、間に合わせた。「色々ありましたけど、全部がいい経験になった」。大谷が充実感いっぱいの笑顔を見せた。





