イチロー、6年ぶりマリナーズ復帰濃厚!交渉大詰め、背番号「51」も用意

 マーリンズからフリーエージェント(FA)となっていたイチロー外野手(44)が、かつて所属したマリナーズと今季の契約を結ぶことが濃厚となった。5日、関係者への取材で分かった。実現すれば、6年ぶりの古巣復帰となる。

 日米両球界の関係者、ファンから注目を集めてきたイチローの行き先が、いよいよ絞られてきた。濃厚となっているのは、慣れ親しんだ古巣のマリナーズだ。

 関係者の話を総合すると、イチロー側とマリナーズは現在、メジャー契約を前提に交渉が大詰めに来ているもようで、背番号も慣れ親しんだ「51」が用意されている。

 マリナーズには、オリックスからポスティングシステムで移籍した2001年から、シーズン途中にヤンキースへ移籍した12年まで在籍した。1年目の01年には首位打者やMVPを獲得し、04年にはシーズン262安打のメジャー新記録を樹立。10年連続200安打もマークしており、イチローにとっては米国の故郷とも言えるような特別な場所だ。

 今オフの大リーグは、多くのFA選手が所属先の決まらない異常事態。マーリンズで第4の外野手だったイチローもそのうちの一人で、年が明け、大リーグ各球団がキャンプに入っても見通しが立たず、神戸を中心に日本国内で連日練習を続けてきた。

 今季もメジャーでプレーすることを念頭に置き、米国では代理人が粘り強く交渉。決定まで予断を許さないが、開幕まで1カ月を切ったところで、ついにメジャー18年目の居場所が見えてきた。

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