大谷 バットを0・5インチ短いメジャー仕様に 主砲・トラウトとバット談議も

 打撃練習の順番を待つ大谷(左)とトラウト(右)=共同
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 「エンゼルス春季キャンプ」(19日、テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が、日本ハム時代に使用していたバットを0・5インチ(約1・27センチ)短くしてメジャー仕様にしていたことが19日(日本時間20日)、分かった。

 この日から野手組がキャンプに合流。打撃練習中に大谷とバット談議に花を咲かせたMVP2回の主砲・トラウトが会話の内容を明かした。

 「多くの選手が34インチ(約86・3センチ)のバットを使ってるけど、俺のは彼と同じ33・5インチ(約85・09センチ)。すごくクールだね」

 大谷の昨季のバットの長さは34インチで、メジャー移籍に合わせて0・5インチ短くしていたことになる。メジャー投手の剛速球や小さく動く球に対処するための方策なのだろう。二刀流でチームの勝利に貢献したい思いが詰まっていた。

 この日の大谷は午前中にブルペンで20球を投げるなど投手用メニューをこなし、午後からは打者用メニュー。強烈な向かい風で他の選手が柵越えゼロだったが、大谷は3本のフェンスオーバー。その打撃を目の当たりにしたトラウトは「素晴らしいパワーだった」と驚嘆していた。

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