大谷、主砲プホルスから金言 「すごく光栄。目指すべきところ」

 「エンゼルス春季キャンプ」(16日、テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は、練習前のクラブハウスでチームの主砲、プホルスとあいさつを交わした。3日後の野手のキャンプインに合わせて姿を見せた38歳のベテランとハグを交わし、思わず笑みがこぼれた。

 現役最多、歴代7位の614本塁打。通算3000安打まであと32本のプホルスとは、キャンプ地入りする前の今月上旬にロス郊外で合同トレを実施。その場で「野球をやることは変わらないので、しっかりやっていれば言葉は関係ない」との金言を送られた。

 将来の殿堂入りが確実視されているレジェンドを大谷は「チームを背負って戦っているような選手」と表現。今季から同僚になることには「すごく光栄。目指すべきところ」と表情を引き締めた。

 この日はブルペンに入らず、キャンプ3日目で初めてフリー打撃も行わなかった。注目されている二刀流について、プホルスは「うまくできることを願っている。チームの助けになる」と前向き発言。大谷にとって、心強い存在が現れた。

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