エンゼルス・大谷、チームなじんだ 調整は“ハム流”継続へ

 米大リーグは14日(日本時間14日深夜~15日未明)にバッテリー組が先行し、キャンプインする。13日は、エンゼルスの大谷翔平投手(23)が初のメジャーキャンプに備え、アリゾナ州テンピの球団施設で打撃練習や遠投で最終調整に努めた。

 バッテリー組のキャンプインを翌日に控え、初めて報道陣に開放されたクラブハウス。身体検査の後、姿を見せたエンゼルスの大谷は早速、中継ぎのブレークと通訳を介して談笑した。時折、片言の英語で相手を笑わせ、クラブハウスのスタッフとは通訳なしでコミュニケーションを図った。

 10日には投手陣のゴルフにも参加。大谷の前の組でコースを回ったというエース格のリチャーズは「かなりうまかったよ」とその腕前を絶賛。すでに同地で自主トレを開始している23歳はすっかりチームに打ち解けている様子だった。

 ソーシア監督はこの日、大谷の二刀流実現のためのプランとして改めて先発6人制の方針を明言。1月に日本ハムの球団事務所を訪れたエプラーGMの情報を基にした“ハム流”で調整させることを明かし、「他の投手よりも練習時間は長くなるだろう」。その言葉通り、キャンプ初日の予定表には投手の基本練習後に行われる捕手の打撃練習に大谷の名前が入っていた。

 この日の大谷は身体検査の後、室内で打撃練習、さらにフィールドでは日米約60人の報道陣が見守る中、キャッチボールを行った。メジャーでの二刀流実現に向かって大谷が最初の一歩を踏み出そうとしている。

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