ロッキーズ、新守護神デービスと3年58億円で合意 平均年俸は中継ぎ史上最高

 大リーグ、ロッキーズがカブスからFAになったウェード・デービス投手(32)と3年5200万ドル(約58億6千万円)で合意した、と29日(日本時間30日)、大リーグ公式サイトなど、複数の米メディアが伝えた。1年平均1733万ドル(約19億5千万円)はヤンキースのチャプマンの同1720万ドル(約19億4千万円)を抜いて中継ぎ投手では史上最高額となる。

 デービスは09年にレイズでメジャーデビューを果たし、13年にロイヤルズへトレード移籍。15年終盤から抑えに抜てきされて69試合で8勝1敗17セーブ、防御率0・94をマークし、ワールドシリーズでは優勝投手にもなった。今季はカブスと1年1000万ドル(約11億2千万円)で合意し、59試合に登板し、4勝2敗32セーブ、防御率2・30だった。メジャー9年の通算成績は393試合(先発88試合)、59勝39敗79セーブ、防御率3・45。

 総額5200万ドルはジャンセン(ドジャース)の5年8000万ドル(約90億円)、チャプマンの5年8600万ドル(約96億8千万円)には及ばないが、1年平均では両投手を上回り、リリーバーではメジャー史上最高額となる。

 今季ワイルドカードで8年ぶりにプレーオフに進出したロッキーズは今オフ、ブルペン陣の強化に着手。抑えのホランドをFAで失ったが、デービスのほかに自軍からFAになったマギー、インディアンスからFAになったショーといずれも3年2700万ドル(約30億4千万円)で合意している。3投手だけで計1億600万ドル(約119億円)を投資した計算になる。

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