MVPはスタントンとアルテューベ ジャッジはイチロー以来のW受賞ならず
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全米野球記者協会(BBWAA)は16日(日本時間17日)、大リーグの最優秀選手(MVP)を発表し、ナショナル・リーグはマーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手が、アメリカン・リーグはアストロズのホセ・アルテューベ内野手がともに初めて受賞した。
ナ・リーグMVPのスタントンは59本塁打、132打点で2冠を獲得。1位票10、2位票10、3位票5などを得て計302点。2位のボトー(レッズ)は300点で、その差はわずか2ポイントという大接戦だった。
ア・リーグのアルテューベは打率・346で2年連続首位打者となり、4年連続200安打をマーク。1位票30のうち27を獲得するなど、文句なしの受賞となった。
今季のア・リーグ新人王、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は最終候補3人の中に入っていたが、01年のイチロー外野手(当時マリナーズ)以来となる新人王とMVPのW受賞の快挙はならなかった。
同賞はBBWAAの会員30人が10名連記で投票。1位14点、2位9点、3位8点、4位7点、…、10位1点の合計で決定される。満票は420点。