イチロー、代打で左飛 チームは延長戦制して3連勝
「ジャイアンツ8-10マーリンズ」(9日、サンフランシスコ)
マーリンズのイチロー外野手(43)は六回に代打で途中出場し、左飛だった。守備には就かず、1打数無安打で打率を・220(109打数24安打)とした。
イチローが敵地ファンの拍手と歓声を受けて打席に入ったのは同点の六回1死一塁の場面だ。過去に8打数無安打と苦しめられている右腕、クエトとの対決。カウント1-2からの4球目、外寄り低め、132キロスライダーを打って出たが、飛球は左翼のほぼ定位置だった。
試合は、マーリンズが2点を追う三回にイエリチとオズナの連続適時打で同点にし、五回にはスタントンの25号ソロで勝ち越しに成功。七回に打者8人で4点を奪い、突き放したかに見えたが、中継ぎ陣が七、八回に失点を重ねて追いつかれて延長戦へ。延長11回に代打エリスの2ラン、さらにスタントンの26号ソロでリードを広げて、3連勝を飾った。