田沢、元DeNAグリエルに痛恨逆転満塁被弾で今季初黒星

 試合前に青木(右)、元中日チェン(中)と談笑する田沢(撮影・小林信行)
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 「マーリンズ2-7アストロズ」(15日、マイアミ)

 マーリンズの田沢純一投手(30)が1点リードの六回から2番手で登板し、元DeNAのグリエルに逆転満塁弾を浴びるなど、1回2安打4失点で今季初黒星(1勝)を喫した。

 マーリンズの先発、ストレイリーが5回1安打無失点と好投しながら、右腕にライナー性の打球が直撃して“緊急”降板。五回裏からウォームアップを始めて準備した田沢は六回、先頭のスプリンガーをカウント2-2から外角151キロ直球で空振り三振に仕留め、上々の立ち上がり。

 しかし、続くレディックにカウント1-2と追い込みながらスプリットが落ちずに右越え二塁打。アルトゥーベの右飛で二塁走者が三進して2死三塁。そこから四球、死球で満塁のピンチを迎え、グリエルにカウント2-1からど真ん中の148キロ直球を弾丸ライナーで左翼のブルペンまで運ばれた。

 マウンド上でがっくり肩を落とした田沢は、前日のヤンキース戦で田中から満塁弾を放ったブレグマンを左飛に打ち取って1イニングを投げ切ったが、防御率は6・60まで悪化。悔しいマウンドとなった。

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