ダルビッシュ、また移籍報道 米メディアが2日連続でトレードを予想

 米スポーツ専門サイト、スポーツ・オン・アースは11日(日本時間12日)、今季早い段階で起こりうる5つのトレードを予想。その1つとしてレンジャーズのダルビッシュ有投手(30)の移籍先にカブスを挙げた。

 同サイトは、ダルビッシュが11年オフにポスティング・システム(入札制度)を使って大リーグへ移籍した際に、カブスの入札額がレンジャーズのそれに3500万ドル(約40億円)差で2位だったことに言及。ア・リーグ西地区最下位(10日現在)に沈むレンジャーズが契約最終年のダルビッシュを売りに出せば、「カブスがこの夏もう一度動くことは想像に難くない」とした。

 昨季は独走状態で地区優勝を果たし、108年ぶりにワールドチャンピオンになったカブスはここまで勝率5割(同)でナ・リーグ中地区4位と苦戦中。首位カージナルスとは2・5ゲームしか離れていないが、先発陣は左腕のアンダーソンが故障者リスト入りし、ほかの4人にも昨季の勢いはまだ見られず、「助けが必要な状態にある」としている。

 ダルビッシュのトレードに関しては、米スポーツ専門サイト、FOXスポーツ電子版が10日に「今すぐ行うべき7つのトレード」と題した特集記事を掲載し、移籍先にヤンキースを挙げた。レンジャーズの低空飛行が続けば、同投手への注目度がさらに上がることは間違いない。

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