【２００６年７月７日】先発ダルビッシュ！じゃなくて八木！？

　さあ、球団記録タイの１１連勝を目指しプレーボールだ！！マウンドには「背番号２９・ＹＡＧＩ」…あれっ！？八木は翌日先発のはず。しかも、右腕だし、背が高すぎるぞ？
　「やってしまったっす…」。ダルビッシュが札幌ドームにユニホームをうっかり忘れる痛恨の“失策”。新人・八木に借りたユニホームで冷や汗タラタラの登板だ。
　しかも東映時代の１９６１年の球団記録「チーム１１連勝」を狙う試合に、背番号「１１」のユニホームを忘れてくるとは縁起でもない。「これで負けたら最悪。シャレになりませんでしたから」。
　（デイリースポーツ２００６年７月８日紙面より）

「めっちゃ短くて…」身長差１４センチで超窮屈

しかし、１９５センチのダルビッシュと、１８１センチの八木との身長差は１４センチ。当然、ユニホームは「めっちゃ短かくて…」。とても窮屈だった。
　とにもかくも７回を自責点０に抑え、チームは球団タイの１１連勝。「自分、昔から忘れ物ばかりで、財布も何回なくしたことか」と反省しきり。　（デイリースポーツ２００６年７月８日紙面より）

【１１年９月６日】同じような体型でよかった？李承燁、先制２点打で汚名返上

　大失態をバットでしっかり取り返した。３位確保に貢献したヒーローながら、李承燁は「野球人生で初めてです。恥ずかしい」。ユニホームを忘れるというミスをわびた。（中略）背番号は３ではなく３９。さらに「ＫＡＭＯＳＨＩＤＡ」の文字。この日から合流した鴨志田のユニホームを着用しての試合だった。しかし、百戦錬磨のベテランは涼しい顔で中前へ痛烈に２点先制打。赤田もタイムリーで続いて３点を先取。これでチームは主導権を握った。
　「忘れてきよったらしいわ。サムソナイト。廊下に出して積み忘れや。（鴨志田は）スンちゃん用にユニホーム持ってきたんちゃうか。同じような体形やからな」。岡田監督はベテランの失態の舞台裏をジョーク交じりに上機嫌に明かした。（デイリースポーツ２０１１年９月１７日紙面より）

【１３年２月５日】巨人のグラウンドに内海が２人！？