ダルビッシュ、速球武器に無失点 最速154キロ、制球も良く
「オープン戦、ロイヤルズ4-6レンジャーズ」(26日、サプライズ)
レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)は26日、アリゾナ州サプライズでロイヤルズとのオープン戦に先発で初登板し、1回2/3を1安打無失点、2三振2四球だった。右肘の靱帯(じんたい)再建手術を受けてから約2年。最速は96マイル(約154キロ)をマークした。
「ボールとコールされても惜しいところに投げられていた」と振り返ったように、2四球の記録以上に速球の制球がさえた。一回先頭のゴードンから三振を奪い、2死一、二塁のピンチは5番ソレアを外角球で三振に仕留めた。
注文を付けるとすれば、37球を要した球数か。バニスター監督は「コースを狙い過ぎる面がある」と指摘し、本人も「どんどんストライクを投げることが大事」と自覚している。