親日家メジャー左腕 引退してカーレーサーに転身

 エンゼルスからフリーエージェント(FA)になっていたCJ・ウィルソン投手(36)が9日(日本時間10日)、地元テレビ局、ABC30の取材に応じ、現役を引退してカーレーサー兼カーディーラーに転身することを明かした。

 ウィルソンは05年にレンジャーズでメジャーデビュー。2年目から中継ぎに転向し、一時は抑えも務めたが、10年に先発に再転向して15勝。11年に16勝を挙げ、同年オフにエンゼルスと5年7750万ドル(約87億円)で合意した。14年まで5連続2桁勝利をマークするなど、メジャー11年で通算94勝70敗52セーブ、防御率3・74。11、12年に球宴出場。15年途中に左肘と左肩故障し、メジャーでの登板機会がないまま、契約が満了し、FAになっていた。

 学生時代から日本の文化に興味をもち、プロ入り後にプライベートで日本を訪問。宮本武蔵の「五輪の書」を愛読し、トレーニングの一環として合気道を取り入れるなど、親日家としても知られていた。

 車は趣味の域を超え、現役時代からカーレースに出場していた。今後はカリフォルニア州フレズノを拠点にカーディーラーとの二足のわらじを履くという。

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