来年3月で41歳の大家、オリオールズとマイナー契約 8年ぶりメジャー復帰目指す
米大リーグ、オリオールズは15日(日本時間16日)、今季は独立リーグ、ルートインBCリーグの福島でプレーした大家友和投手(40)とマイナー契約を結んだと発表した。
大家は94年に京都成章高から横浜(現DeNA)入り。1軍で1勝2敗の成績を残した後、98年オフに自由契約となり、レッドソックスとマイナー契約を結んだ。99年7月にメジャー昇格し、10月にはリリーフでメジャー初勝利を手にした。
その後はエクスポス(現ナショナルズ)、ブルワーズ、ブルージェイズ、インディアンスを渡り歩いた。09年までメジャー10年の通算成績は202試合(先発178試合)、51勝68敗、防御率4・26。
10年に古巣の横浜で日本球界復帰し、2年間で7勝(15敗)を挙げた。13、14年はブルージェイズとマイナー契約を結んだが、開幕前に自由契約に。その後は米独立リーグ、国内の独立リーグで投げ続け、ナックルボールに磨きをかけてきた。
メジャー日本投手では、野茂(123勝)、黒田(79勝)、岩隈(63勝)、松坂(56勝)に続く、51勝の大家。関係者によると、2月からの始まるメジャーキャンプには招待されておらず、マイナーキャンプからのスタート。来年3月で41歳になる右腕が“魔球”を武器に8年ぶりのメジャー復帰を目指す。