イチロー、途中出場で無安打 チームは連勝で今季最多の貯金8

 フィリーズ戦の10回、四球を選ぶマーリンズのイチロー=フィラデルフィア(共同)
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 「フィリーズ2-3マーリンズ」(18日、フィラデルフィア)

 マーリンズのイチロー外野手(42)はフィリーズ戦で途中出場し、1打数無安打1四球で打率は・345。メジャー通算安打数は2994安打と変わらず、史上30人目の偉業まで6本のまま。

 前日のカージナルス戦は休養の中堅オズナに代わって10試合ぶりに先発し、3安打を放ったイチロー。先発を外れたこの日は2点ビハインドの九回に代打で登場し、カウント2-1から抑え右腕ゴメスが投じた外寄りの145キロのシンカーを振り抜いたが、ワンバウンドの打球は投手の正面だった。

 その後、マーリンズ打線は3長短打で2点を返して同点に。九回の守備から右翼に入ったイチローは延長十回、2死一塁の場面は四球だった。

 試合は、マーリンズのプラドが同点の延長十一回に勝ち越しソロを放って勝利。貯金を今季最多の「8」とした。23歳のエース、フェルナンデスは6回1/3を投げて4安打2失点、自己最多タイの14三振を奪うも勝敗はつかず。四回にはメジャー通算500奪三振をマーク。デビューから65試合目での到達は、1913年以降ではグッデンの61試合、ダルビッシュの62試合に次いで3番目のスピードとなった。

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