ヤング引退会見 イチとの争い語った
米大リーグで通算2375安打を放ったマイケル・ヤング内野手(37)が1月31日、デビューから13年間プレーしたレンジャーズの本拠地アーリントンで引退会見を行い「野球で素晴らしい経験ができた。第二の人生も楽しみ」と心境を語った。マリナーズ時代のイチロー(ヤンキース)とはシーズン最多安打を争うライバルだった。
定位置をつかんだ2001年はイチローがマリナーズ入りした年。以降、ア・リーグの最多安打を争ってきた好敵手とあって「彼と競い合うのは大変な挑戦だった」としみじみと口にした。
互いに実力を認め合う間柄で「(イチローは)将来は殿堂入りするだろう」とも。思い出については「彼の周りにはいつもメディアがたくさんいた」と冗談交じりに話し、笑いを誘った。