中日・堂上剛 大先輩イチロー新打法だ

 中日の堂上剛裕外野手(28)が26日、三重県菰野町の菰野高校で野球教室に参加し、来季用の新打法を披露した。約100人の小中学生と触れあった後、アトラクションとして開かれたプロ対子どもたちの対決コーナーで試し切りした。

 「ボクにとっては練習でもありました。いい感じたったと思います」。最初の3打席は慣れないバットと軟式球にてこずったが、その後は打ちも打ったり9打席連続安打。愛工大名電高の大先輩でもあるヤンキース、イチロー打法が火を吹いた。

 「秋季キャンプ後に取り組みました」と明かした。今季は打率1割9分5厘と苦しんだことから、DVDなどを参考に改造をスタート。両足を揺らしてタイミングを取り、投手寄りのポイントで球を捉えるイメージだ。

 一般的には投手に近い場所で打てば、変化球が曲がる前に捉えることができ、球への対応がしやすくなるとされる。「感覚がいいです」。打率アップへの手応えは得ている。

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