青木がマー君にエール「バカになれ」

 元ヤクルトのロイヤルズ・青木宣親外野手(32)は23日、神宮クラブハウスにあいさつに訪れ、この日ヤンキース入団が決まった楽天・田中に「バカになれ」と、アドバイスを送った。

 英語を全く話せなかったという青木も、海を渡って3年、2球団目。ブルワーズでは2年間で306試合に出場、打率2割8分7厘、18本塁打、50盗塁と、日本人野手としては健闘している。メジャーの先輩として「コミュニケーションが大事。恥ずかしがらず、バカになってズケズケ行った方がいい。みんながみんな英語をしゃべれる訳じゃないから大丈夫」と、チームに溶け込む大切さを語った。チームで日本人1人だったが、それが「逆に良かった。戦術以外はなるべく通訳を頼らず、一人で話し掛けるようにした」と振り返る。

 田中とは北京五輪と2009年WBCで、同じ代表ユニホームに袖を通した。7年、160億円超という契約に「ホントにすごい契約。相当いくだろうと思っていたが、想像以上。何に使うんだろう?」と素直に驚きながらも、「選手の価値を表す数字でもあるし、ヤンキースは特別な球団。これだけの額をもらった以上、プレッシャーは絶対にあると思うが、彼ならやってくれると思う」と話した。

 「同じリーグで対戦もあるので、また一つ楽しみが増えた。日本人として頑張ってほしい」と、対戦を心待ちにしていた。

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