ダル日米通算1500K!両リーグ首位38個

 「レンジャーズ7‐0マリナーズ」(19日、アーリントン)

 レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)はアーリントンでのマリナーズ戦に先発登板し、7回を3安打無失点。10三振で今季3勝目を挙げ、一回に日米通算1500奪三振を記録した。ヤンキースのイチロー外野手(39)は、川崎宗則内野手(31)が所属するブルージェイズ戦で5打数2安打。川崎は無安打で、ヤンキースが9‐4で勝利した。

 レンジャーズのダルビッシュが日米通算1500奪三振を記録した節目の試合で、2桁の10三振を奪った。7日前に今季初黒星を喫したマリナーズに対し冷静に攻め方を変えながら7回を3安打無失点。本調子ではなくても、きっちり3勝目を手にするあたりは、もはや貫禄すら感じさせる。

 一回、先頭打者から奪った三振で、通算1500奪三振をクリア。スライダーの球速や軌道に変化をつけながらこの回をしのぐと、二回からは速球を軸に据えて勝負。「真っすぐ系でストライクが取れた。前回はそうでなかったので、向こうも違う攻めで難しかったのかな」と振り返る。二回以降、許した安打は2本だけで「真っすぐは試合途中で修正できた」と胸を張った。

 2桁奪三振は今季2度目で球団5位タイの10度目。奪三振38は、両リーグを通じてトップの数字だ。

 昨年は「変化球で逃げ回っていれば取れるのでは」と冗談交じりに語っていたが、2年目を迎え、相手も研究している中で「逃げ回る」のは簡単でない。同じ相手に攻め手を変える工夫をこらし、三振を積み重ねてみせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング()

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス