勢いに乗る韓国発6人組ボーイズグループ・TWS、神戸公演で“関西ならでは”のやり取り「4280円!」
韓国発の6人組ボーイグループ・TWS(トゥアス)による日本ツアー『2026 TWS TOUR '24/7:FOR:YOU' IN JAPAN』の兵庫公演が、9月4日から3日間にわたって「ワールド記念ホール」(神戸市中央区)で開催。ここでは初日公演の模様をお届けする。
人気グループ・SEVENTEENの弟分として、2024年1月に韓国の大手エンターテインメント企業「HYBE」傘下のHYBE MUSIC GROUP APACレーベル「PLEDIS Entertainment」からデビューしたTWS。2025年7月には日本デビューを果たし、2度目となる今回の日本ツアーは、福岡・兵庫・神奈川の3都市で8公演を開催。その後、マカオ、バンコクなどを巡るアジアツアーを展開していく。
■ MCでは「4280円」「ピカチュウ」で大盛り上がりTWSにとって初の神戸公演。キラキラ光る青色のVCRが流れた後、スパンコールをまとったグレーのジャケット姿の6人が颯爽と登場し、リーダー・SHINYU(シンユ)の「神戸、叫べ!」とともに、疾走感のある『hey! hey!』で幕開け。
続いて『Countdown!』、肩を揺らす振り付けが「アンタル(韓国語で「駄々をこねる」)チャレンジ」として、SNSで話題になった『OVERDRIVE』といった軽快なナンバーでの愛嬌やおすまし顔の連続に、会場のテンションも一気にヒートアップした。
MCではツアーのテーマ「プレゼントのようなステージ」に向けて準備したことを発表し、HANJIN(ハンジン)の体調管理「半身浴」に、日本語が上手なYOUNGJAE(ヨンジェ)が「ハンジンが半身浴~」とダジャレでつっこむ場面も。
DOHOON(ドフン)は、42(SAI/ファンネーム)とのおなじみのやり取り「いくらですか?」「450円」の関西弁版「なんぼですか?」と、神戸のために考えた「4280円」を伝授。SNSで関西人が標準語で言いにくいと話題になった言葉だが、メンバーや42に発音を練習させ、満足げな笑顔に。
また、神戸公演のドレスコード・イエローの服装が多い客席や黄色に輝くペンライトの海を「明るい」と見渡し、「黄色だから、ポケモンの『ピカチュウ!』って言ってみてください」とおねだり。客席から元気な「ピカチュウ!」の声が上がると、6人で「かわいい!」「ありがとう」と身悶えて喜び、会場はあたたかな笑い声に包まれた。
■ 個性あふれる3組のユニット曲もTWSの魅力といえば、清涼感と青春のトキメキがつまった独自のジャンル“Boyhood Pop”だが、続くステージでは2025年の日本ツアー後に公開された、クールかつ力強いダンスナンバーの数々も披露。
指先までの伸びやかな動きや縦横ラインのフォーメーションが美しい『All the Possibilities』、エネルギッシュな腕や足の振り上げがシンクロする『Head Shoulder Knees Toes』など、新たな大人の雰囲気で魅了した。
3組に分かれたユニットステージでは、華やかなパフォーマンスが得意のJIHOONとKYUNGMIN(ギョンミン)は「42に『わぁ』と言ってもらえる振り付けを考えました」と、見事なフットワークのハードダンスを披露。
YOUNGJAEとHANJINは、長い夜を1人で過ごす過去や未来の「君」「自分」に寄り添う思いを込めて、優しいボーカルで歌い上げ、SHINYUとDOHOONは、自らのルーツに迫るクールなラップで、顔を近づけてお互いを煽る際には大歓声が上がるなど、多彩なケミストリーで個性を発揮した。
■ 日本語新曲はコールが楽しい『SODA SODA』後半は人気曲の日本語バージョンほか、盛り上がりが加速する客席の42とともに日本語曲『はじめまして』や『Palm Tree』を熱唱。8月4日に発売されたJapan 2nd Single『SODA SODA』では、本公演1番の盛り上がりを見せ、弾けそうな青春を泡に例え、ラムネ瓶を上下に元気よく振るような振り付けのダンスに合わせて、「シュワシュワ!」「ソーダソーダ!」のコールが響き渡った。
最後の挨拶で「初の神戸はわくわくしました。幸せです」と感謝を伝えたメンバーたち。
「会場では悩みやストレスを忘れて、幸せだけを感じてほしい」(YOUNGJAE)、「みなさんの気持ちが加わってこそ、公演のピースが完成する」(HANJIN)、「42は僕が大変な時に、笑わせてくれる存在」(JIHOON)、「TWSのことを考えていい夢をみてください。神戸、最高!」(DOHOON)、「みなさんから生きていく力をもらえています」(KYUNGMIN)、「これからも幸せを届けるTWSになります」(SHINYU)と、愛情あふれる笑顔をみせた。
客席との記念写真の撮影では、JIHOON考案の黄色にちなんだひよこポーズほか、YOUNGJAEの「神戸はプリンがおいしいんですよね?」との気づきで、プリンポーズも採用。
冷めやらぬ熱を帯びたまま、「まだ声出せますか?」とアンコールに突入し、『hey! hey!』『Palm Tree』『HOT BLUE SHOES』で、ステージからの水かけや熱心なお手振りなど、客席との一体感を生み出した。
約2時間50分の公演のなかで、何度も「プレゼントのような1日にしたい」と話していたTWS。その言葉どおり、まるでいろいろな贈り物が飛び出すBOXのように、これまでの愛らしさや清涼感に加え、多彩な楽曲で成長した姿を届ける一夜となった。
取材・文/塩屋薫
(Lmaga.jp)
