放送200回!人気番組「うさぎとかめ」、やすともが草�g剛との5年語る「出会ってからポジティブに」
タレントの草�g剛と漫才コンビ・海原やすよ ともこが出演するバラエティ番組『草�gやすともの うさぎとかめ』(読売テレビ)が、5月24日で200回目の放送を迎える。
2021年10月に特番として初めて放送され、翌年5月よりレギュラー化された同番組。イソップ寓話「うさぎとかめ」にちなんで毎回、ひとつのテーマに対して短時間で習得した“うさぎ役”のゲストと時間をかけて習得した“かめ役”のゲストが対決し、その中で街ネタからカルチャーまで幅広い情報を視聴者に届けてくれる内容だ。
今回はそんな同番組の魅力について、草�gとやすともの3人にインタビューをおこなった。
■ 「なにかあると、やすともの名前を出すように」(草�g)──インタビュー前に6月7日放送回の収録の模様を拝見しましたが、冒頭、草�gさんが「この番組がすごく楽しい」とおっしゃっていたのが印象的でした。
草�g:いつも新鮮な気持ちで収録に臨めているんです。東京から大阪へ新幹線に乗って来る、その距離感もいいんでしょうね。あとやっぱりやすともに会えるのが大きいです。僕はほかにもいろいろ大阪で仕事があるのですが、なにかあるとやすともの名前を出すようにしています。
やすよ・ともこ:そうなんですか!?
草�g:大阪で「やすともと仲がいい」と言うと、周りの人が良くしてくれるんです(笑)。だからいつも助かっています。
やすよ:5年間番組をやってきて、テレビではあまり見られない草�gさんの感じも分かるようになり、収録がどんどん楽しくなっています。初めの頃に持っていた緊張感はいい意味で残していますし、「すごい方とお仕事させてもらってんねんな」という気持ちも変わらないんですが、草�gさんが持っている空気感がいつもいいから、番組全体の雰囲気もすごく明るいです。
ともこ:草�gさんはスーパースターなので、たとえばめっちゃ怖い雰囲気の人やだったとしても、「そういうもんやな」って感じじゃないですか。でも、そういう怖さがまったくなくてとにかくアットホーム。5年前の初めての収録から私たちをスッと引き寄せてくれたというか。「おいおい、なんだよこれ!」「俺にこんなことやらせんのか」とか絶対に言いませんから(笑)。
草�g:怖いでしょ、そんな人! そういえば僕は、やすともと番組を一緒にやるようになって甘いものが好きになりました。この前もチョコレートパフェを食べ過ぎちゃって、気持ちが悪くなったくらい。夜中にうなされて、「全部、やすとものせいだ」って。
──5年も番組が続いた理由はなんだと思いますか?
草�g:まず、僕らの“読売テレビ愛”です。あと企画性もいい感じで、いろんな情報が発信されているところ。なにより、(デニスの)行雄ちゃん、(藤崎マーケットの)たさちゃん、(スマイルの)ウーイェイ、(ネイビーズアフロの)みながわくんたちがいろんなロケへ行ってがんばってくれるから、番組がしっかり成り立っていると思います。
やすよ:番組の食事会でも草�gさんは、出演している芸人さんを激励してくれるんです。「みんなが頑張らないとね」って。
ともこ:「慣れ過ぎは良くないからね」とか。草�gさんはいろんな経験をしてはるから、みんなも素直に聞き入れることができるんです。
草�g:この番組って、やすちゃんが陰のリーダーなんですよ。ともちゃんも、いつも「やすよがこう言ってますから」って、やすちゃんを立てるし。うちの番組はやすよが一番強い。“やすよボス”が裏で牛耳っていて、番組の全部の芯を食っていて、それが5年も続いている一番の理由かな。
ともこ:草�gさんがやすよの本質を見抜いてくれたのがめちゃめちゃ嬉しいです。番組取材でアナウンサーさんが来られて、やすよがいつも座っているところに行ったら、草�gさんが「あっ、そこはやすよの席だよ!」と止めに入ったり。草�gさんが、そうやってやすよをいじるところがおもしろいです。
やすよ:5年目にして草�gさんのそういうところも見えて来たので、この先もどんどんいじってもらえそう(笑)。
■ 「草�gさんって...意外とせっかち」(ともこ)──番組を見ていると関西の街や飲食の情報、生活の知恵などを得ることができますよね。その有益さも5年間続いている理由ではないでしょうか。
やすよ:日曜のお昼の番組なので、日常で使える情報がたくさんあると思います。視聴者のみなさんの身近なところに寄り添っていますし、ちゃんと印象に残ったり、「これは使えるよね」と感じられたり。
ともこ:そういう情報を、草�gさんがポジティブにリアクションしてくれるから、視聴者のみなさんにより届きやすくなっている気がします。私も草�gさんと出会ってから、いろんなことをポジティブに考えられるようになりましたから。あと、どんなことも否定をしない。
私が「この前、こういうことで怒っちゃって」と話すと、「うんうん、それは怒るよね」と理解してくださるんです。そうやって受け止めてもらえるから、こちらもポジティブになれるんです。
草�g:僕は、自分も番組もなんでも元気で前向きにありたいんだよね。あと、なにかあっても「どうにかなる」と思っているし。人生ってうまくいったり、失敗したりの繰り返し。番組でもなんでも、ずっと成功している人なんていないですから。そういう意味では「うさぎとかめ」っていいテーマですよね。
コツコツとやるのがいいのか、ウサギのように速く走った方がいいのか。僕は性格的に、うさぎとかめの両方の部分を持っています。毎朝、起きたら「今日はうさぎで行くのか、かめで行くのか」とか考えたりしますから。
ともこ:草�gさんってゆったりとしたかめタイプに思えるけど、意外とせっかちなところもありますよね。
草�g:そうそう。あと、なぜうさぎとかめのことを毎朝考えるかと言ったら、起き上がった瞬間、この3人で撮った写真がちょうど目の前にくるように貼ってあるからなんです!
ともこ:私らが「そこに貼って」と言ったわけじゃないのに、「目の前に来るところに飾ってるんだよね」って。
草�g:いろいろ部屋のレイアウトを作って、バイクの写真はこのコーナー、仕事はここ・・・ってやっていたら、3人の写真をそこに飾るしかなくなっちゃった。毎朝、やすともを見てるんです。で、最近はそこに陽が当たっていい感じで写真が焼けてきちゃって(笑)。
──最後に今後の番組の展望について聞かせてください。
ともこ:そこはやっぱりやすよが締めてくれるんじゃないでしょうか。
やすよ:私なんや(笑)。草�gさんは以前、なにごとも現状維持で長く続けるためには、ちょっとずつ上がっていくことが大切とおっしゃっていたんです。だからこの番組も、ちょっとずつ上がっていく感じでやっていきたいですね。
草�g:そうなんです。現状維持ってちょっとずつ上がっていかないと、落ちていっちゃうんです。だから『うさぎとかめ』もちょっとずつ上がり続けていく番組でありたいです。
取材・文/田辺ユウキ
(Lmaga.jp)
