国宝萬福寺で朝粥→ダム見学!? ゆっくり楽しめる京都・宇治の「朝活」に注目
京都はいよいよ、もっとも観光客が増える紅葉シーズン本番目前。どこもかしこも大混雑という問題が根強くつづくなか、今注目されているのが早朝からはじまる「朝活」ツアーだ。宇治市でも、名刹「黄檗山 萬福寺」拝観に宇治ならではの体験企画をプラスした、特別なツアーがはじまる。
ツアーは朝7時45分に「萬福寺」の拝観からスタート。1661年の創建時、中国の明朝様式を取り入れた姿を今も残す数少ない寺院で、特に天王殿・大雄宝殿・法堂の3棟は国宝に指定されている。
このツアーでは、通常の開門時間(午前9時)前に貸切で見学ができるうえ、僧侶との対話や坐禅会、通常は非公開の斎堂で、朝粥をいただくことまでできる。
約1時間半ゆっくりと拝観したあとは、日によって2つのコースに分かれる。
「天ケ瀬ダム」コース(11/12・12/10)では、国土交通省職員によるダムの解説や、通常は立ち入れない管理通路(キャットウォーク)を見学。
「宇治川遊覧・茶業研究所」コース(11/18・12/9)では、宇治川の風景を船で楽しんだあと「京都府茶業研究所」で製茶工場見学&試飲がおこなわれる。
日本ではめずらしい、中国明朝様式を取り入れた由緒ある寺院を、ほぼ独占状態で拝観できるだけでも貴重なのに、宇治が誇る様々な観光資源を、このツアーでしかできない形で体験できる。お昼までにはツアーが終わるので、そのほかの観光をたっぷり楽しめるのもメリットだ。
紅葉でいっそう美しくなる宇治の神秘的な風景を、人混みにうんざりすることなく楽しめるこの機会を、ぜひ利用してみて。
各ツアーの参加費は「天ヶ瀬ダム」は9800円、「宇治川遊覧・茶業研究所」は7800円。いずれも中学生以下は保護者同伴が必要で、「天ヶ瀬ダム」は小学校4年生以上から参加可能。
出発はJR京都駅発(午前7時)、JR宇治駅(午前7時半)、黄檗山萬福寺(午前7時45分)が選べ、午前11時にJR宇治駅で解散予定。
ツアーの最少催行人員は10名で、最大催行人員は20名。荒天の場合は、ツアー内容が一部変更となる場合あり。申込は宇治市観光協会のホームページにて。
◇
秋もさまざまなイベントがおこなわれる宇治市。
「宇治市源氏物語ミュージアム」では現在、特別企画展「月の夜に あなたの言うことを 信じると言って、そっと抱いてほしい」を開催中。
また12月17日からは、着物、陶磁器、漆器などに表現される『源氏物語』を紹介する企画展『源氏物語と工芸』が開催。
そのほかに「五感で楽しむ」をコンセプトに、平安時代から広がる古の文化や歴史を感じる体験型講座が季節に合わせて年4回実施される。
秋は11月9日、宇治市生活学習センターにて、「みんなで楽しむ 古の音色」を実施する。曲目は『アンパンマンのマーチ』『勇気100%』など。定員100名で、申込不要(先着順)なので気になる人はぜひ。
(Lmaga.jp)
