「藻ってすごい」万博・日本館の裏側公開も…今年ならでは、夏休みの自由研究

夏休みの「自由研究」のヒントになりそうなイベントが、『大阪・関西万博』で開催されている。会場内の「日本館」で6日間限定開催の『藻っと知りたい藻類のひみつ~日本館で自由研究~』だ。子どもたちの自由研究をサポートする内容となっており、館内の通常非公開エリアの見学なども含む。このイベントの初回に密着した。

◆ かわいい「藻キティ」だけじゃない!日本館内で、藻の可能性を学ぶ水が素材になり、モノになり、ゴミになり、そしてまた水になる・・・そんな「循環」が、テーマに日本館の展示。「水」が「素材」に生まれ変わる「Farm」エリアで紹介される「藻類」が、日本館のなかで重要な役割を担っており、館内では実際に藻が育てられている。

これに協力しているのが、「ちとせ研究所」(神奈川県川崎市)で、今回のイベントは同社の博士・原田大士朗氏が藻類について、わかりやすく教えてくれるというものだ。

イベントは、まず館内で通常非公開エリアの藻類「ボツリオコッカス」と「スピルリナ」の培養設備を特別に見学。原田氏に「学校とかで、藻を見たことある?」と問いかけられると、首を傾げる子どもたち。「冬のプールって緑色になるじゃない? あれが藻なのよ」と伝えられると、一気に身近なものに感じたようだ。

2種類の藻類を顕微鏡で観察し、「ボツリオコッカス」は油を作るのが得意なこと、「スピルリナ」はタンパク質を作るのが得意な食べられる藻だと説明を受ける。

途中、クイズをはさみながら、藻から生成できるものの多さや、生産効率が高いという話に、参加者全員が真剣に耳を傾けていた。最後に、自由研究としてさらに広げられる課題が出されて、イベントは終了。

兵庫県から参加した小5と小2の姉妹に感想を聞いてみると、「藻って、めっちゃ汚いイメージがあったけど、なんかすごいなって思った」とお姉ちゃん。妹も「藻ってあんまり聞いたことがなかったけど、ほんまは結構いいことしてたんやなぁ」と話し、子どもたちに、藻の力や可能性が、しっかり伝わっているようだった。

ちなみに、「赤城乳業」のアイスキャンディー「ガリガリ君」の定番のフレーバー、ソーダ味の水色は、藻類由来の「スピルリナ青」という着色料が使われてるそう。実は藻が活躍している身近な事例に、大人の筆者もびっくりだった。

『藻っと知りたい藻類のひみつ~日本館で自由研究~』は、7月22日から25日、7月28日と29日に開催。時間は14時からと16時からの2回を予定(変更される日もあり)。各回開始45分前に「日本館」内で参加者を募集(パネルを持ったスタッフに参加したい旨を伝えてもOK)。各回5ファミリー程度(定員になり次第募集終了)。推奨年齢は、小学校中学年から中学生程度。詳細は公式HPにて。

取材・文・写真/太田浩子

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス