万博で7万食突破!? 担当者は「想定外だった」…ほか弁の人気商品に新味「ご納得いただける価格で」

『大阪・関西万博』に出展中の弁当チェーン「ほっかほっか亭 MADE by HURXLE」では、片手で主食もおかずも楽しめるメニュー「ワンハンドBENTO」がシリーズ累計7万食を突破。連日完売の「海苔弁」などに加え、7月2日には、夏休みでの家族層やリピーター来場者向けに、夏の新作が登場した。

■「海苔弁」500円という手軽さがヒットの要因か「ミライのお弁当」がテーマの同メニューは、「手軽なサイズで、待ち時間や移動中でも時短を叶えながらも栄養価の高いごはんとたっぷりのおかずを楽しめるように」との思いで開発。

万博開幕から4種を販売し、なかでも白身フライと十六穀米ご飯などを一度に頬張れる「海苔弁」はオープン記念500円という手軽さがSNSでも話題になり、昼過ぎには完売する日もあるほど連日人気に。利益重視より「お客さまに納得していただける価格設定で」と、万博閉幕までワンコインで据え置き予定という。

「ほっかほっか亭総本部」経営企画本部の稲田雅俊氏は「いざ販売すると、通期パスのリピーターの方が多かったり、行列を避けるために1カ所で完結できるメニューのニーズが高いという発見がありました」と話し、5月2日からは真アナゴ丸ごと1匹を使った新作「穴子」や唐揚げ・ハッシュポテトとのセットメニューも追加。

5月末には1日の客数が1000組を超え、6月28日には担当者も「想定外でした」と、早期でのシリーズ累計販売個数が7万食を突破した。

■夏の新作は「1番のボリューム」、チキン南蛮弁当今後の夏休みにかけては来場者が増える見込みで、全種類を制覇した来客にも飽きられないよう、更なる「食のバリエーション強化」や「新鮮な体験価値の提供」のために新メニューを開発することに。今回の「チキン南蛮~梅入り~」(890円)は、既存店舗での人気メニューを進化させ、シリーズ内で1番のボリューム。肉厚チキンとともに、カリカリの梅を味わえ、塩分補給を意識した夏らしい一品だ。

ほかにも、既存メニューの「ポークたまご」(790円)、大阪産銘柄和牛・なにわ黒牛を使ったすき焼き風「和牛」(1700円)など5種が揃い、オリジナル醤油だれに漬け込んだ新作「ローストチキン」(1000円)も販売。今後は季節に合わせたメニューも検討中とのこと。

「ワンハンドBENTO」シリーズは、『大阪・関西万博』内の「大阪ヘルスケアパビリオン」1階・ミライの食と文化ゾーン、「ほっかほっか亭 MADE by HURXLE」にて10月13日まで販売。営業時間は10時~21時。

取材・文・写真/塩屋薫

(Lmaga.jp)

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