迫力の墨絵パフォーマンスに海外観光客も釘付け、大阪・裏なんばのハイアットが開業1周年
大阪屈指の繁華街のひとつ「ウラなんば」にあるハイアット系列のカジュアルラインホテル「キャプション by Hyatt なんば大阪」(大阪市中央区)が6月12日、開業1周年を迎えた。それを記念して、墨絵師によるライブペインティングがおこなわれた。
地域密着型のカジュアルラインホテルで、旅行客だけでなく地元の人も集まるコミュニティとして地域に根ざしていくことをコンセプトとしており、この1年間、1階のコミュニティスペース「トークショップ」では、獅子舞パフォーマンスや芸人のライブをはじめ、たこ焼き作り体験や飴細工体験など、さまざまなイベントを実施し、世界中の人々と交流してきた。
今回ホテルの開業1周年を祝い、大阪を拠点に戦国武将などあらゆるものを墨絵で表現するアーティスト・御歌頭(おかず)氏がライブペインティングを披露。日本刀の柄を模した吊るし飾りなど、客室や館内に点在している和のエッセンスから着想を得て、躍動感あふれる武者と城を生み出した。
同ホテルを「城」に見立て、ゲストが仕事や観光に旅立つための拠点=出陣の地として描いたといい、繊細な一本の線からどんどん一つの作品になっていく様子を、ホテルの宿泊客や立ち寄った観光客は食い入るように見入り、「すごい」「ほ~」と感動していた。
「キャプション by Hyatt なんば大阪」では開業1周年を記念し、黒門市場で120年以上続く老舗「深廣」より仕入れる旬の魚を使った海鮮丼、大阪の出汁の香り引き立つ抹茶そば、オリジナル豆腐の夏野菜お出汁餡かけ、128年にわたり伝統の製法を守り続ける「伊勢屋本店」の漬物、日替わりデザートのランチセットを、赤字覚悟の1500円で販売。期間は6月12日から7月31日まで(11~17時)。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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