17人組男性アイドルグループ・少年忍者 北川拓実「ずっと禁止されるとキツイ」主演舞台会見で好物明かす

『君のクイズ』など主演舞台作品が相次いでいる、17人組男性アイドルグループ「少年忍者」の北川拓実が、イギリスの人気ファンタジー小説を、世界で初めてミュージカル化した舞台『チョコレート・アンダーグラウンド』で主演を務める。4月28日に大阪市内で会見をおこない、待望のミュージカル作品出演に向けて、意気込みを語った。

日本でも人気の高い英国の作家、アレックス・シアラーの同名小説(原題『Bootleg』)が原作。国民が選挙に行かなかったため、すべての甘いものを禁止されてしまった国で、子どもたちがチョコレートの密造・密売をはじめる…という物語。北川が演じるのは、チョコレートが大好きで、密造をきっかけに真の革命へと動き出す少年・スマッジャーだ。

最初に脚本を読んだときは「現実でも選挙に行かなかったり、興味を持たないことで、取りかえしのつかないことになるという怖さをすごく覚えました。自分の大事なことをあきらめず、その気持ちを燃やしつづけることが、この作品の一番伝えたいことだと思う」と衝撃を受けたことを打ち明け、「世界で初めてミュージカルになる作品の主演を務めることのプレッシャーももちろんあるけど、すごく光栄だし、幸せを感じています」と胸の内を語る。

ミュージカルは、同じグループのメンバーの舞台を観て以来、ずっと挑戦したかったという。「『ELF(The Musical)』に織山尚大(少年忍者)くんが出ていて、すごくキラキラしていて夢を観ているようだったし、今これをできないのが悔しいなと思いました。これからもっとやっていきたいです」と喜びを見せる。

その『ELF』に主演していた岩﨑大昇(KEY TO LIT)と、大作ミュージカルの出演も多い京本大我(SixTONES)が「憧れだし、刺激を受ける存在。京本くんには(楽屋用の)のれんも作っていただきました」とも。

ちなみに本作のキーアイテムとなるチョコレートについては「アーモンドチョコレートがすごく好きで、一箱すぐ食べちゃいます。(物語のように)ずっと禁止されるとキツイ。ポテトチップスも横に置いて、あわせ技にするとより美味しいです(笑)」と、食いしん坊キャラの一面を見せ、最後に「大人になるにつれて忘れてしまう大事なことを思い出して、少しでも勇気に変えてもらえるような作品を届けたいです」と意気込みを語った。

北川のほかには東島京、木村来士、平野綾、岡田浩暉、土居裕子などが出演。脚本・作詞は高橋亜子、演出は石丸さち子が務める。6月の東京公演を経て、大阪は6月21日に「森ノ宮ピロティホール」(大阪市中央区)で上演。チケットは1万1500円で、現在発売中。大阪の後は富山公演もあり。

(Lmaga.jp)

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