全国でも稀少…大阪・箕面の「オールドマック」40年の歴史に幕、惜しむ声あふれる

大阪・箕面市で40年の歴史を持つマクドナルド「171号箕面店」(箕面市瀬川)が、9月30日をもって閉店。昔ながらの店構えで、いわゆる「オールドマクドナルド」として親しまれてきた同店だけに、惜しむ声が寄せられている。

1982年11月17日にオープンし、40年にわたって営業してきた同店。国道171号に面した場所に店を構え、近隣に学校やスイミングスクールがあることから地元民から憩いの場として愛されてきた。

また、国内では少なくなりつつあるカタカナ表記の看板や、どこかレトロな外観・内観を残す店舗ということもあり、「オールドマクドナルド」として全国的に知名度も高い。 「新しいデザインへと切り替っているなか、このような店舗は珍しくなってきています」と広報担当者。

SNSでも、閉店を知ったユーザーたちからは「うっそだろあの昭和感好きだったのに・・・」「そのままどこかのテーマパークに移転してほしい」など嘆きの声が多数上がっていた。

同社の広報担当者によると、閉店は建物の建て替えに伴うもので、リニューアルや移転など今後の予定は決まっていないそう。

29日に同店を訪れると、フロアは家族連れや学生グループであふれ、とても閉店前夜とは思えない賑わいを見せていた。店内には、「40年間ご愛顧ありがとうございました」という同店からの感謝メッセージにくわえ、クルー(従業員)や客から寄せられたメッセージがびっしりと掲示されており、長きにわたって愛されていたことがうかがえた。同店の営業は、9月30日・夜9時まで。

取材・文・写真/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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