「型押し」で大人も夢中に!? 大阪市下水道科学館のマンホールスタンプラリーが話題

下水道の仕組みや歴史を学べる「大阪市下水道科学館」(大阪市此花区)。親子連れや子どもたちの学習スポットとして知られる同館で、ひと味違った「マンホールふたスタンプラリー」が話題となっている。

スタンプラリーといえば、台紙にハンコを押すのが一般的だが、同館では台紙の銀箔部分に専用の機械で「型押し」していくのが特徴的だ。「大人でも興奮」「これはやりたい!」など、子どもだけでなく大人も夢中になるスタンプラリーについて、同館の担当者に話を訊いた。

■「マンホール感」にこだわったデザインマンホールスタンプラリーは、2022年4月に同館がリニューアルオープンした際、「来館者に楽しく館内を巡ってもらおう」という仕掛けとして生まれた。

「マンホールカード」といったアイテムが生まれるほど、マンホールのふたがキャッチーになりつつある昨今。同館が2022年4月にリニューアルオープンした際、そんなアイテムを集めて巡るのはきっと楽しいにちがいない・・・と、この「マンホールふたスタンプラリー」は誕生した。

「マンホール感」を出すため、台紙の厚さにこだわり、金属っぽさを感じられる銀箔を採用。担当者も「本物のマンホールふたのように見える『型押し×マンホールふた』という組み合わせは、下水道施設のスタンプとしては相性が良かったと思います」と、クオリティの高さに自信を見せる。

図柄は、担当者が選定した9種類。珍しい正方型の「角蓋」や、大阪城柄のふたなど個性豊かな図柄がそろうが、注目は「125周年ふた」だ。ちょうど市が「下水道事業125周年のマンホールふた」(2021年)を作ったタイミングだったということで、「特別なマンホールをスタンプとしても持ち帰れる」という狙いがある。

スタンプラリーの設置場所は、地下1階から4階の各フロア。館内をじっくり見学しつつ巡っても、1時間程度でコンプリート可能だという。

同館では、「JICA関西」(国際協力機構)とコラボし、世界中から集めたマンホール画像をツイッターで紹介する企画も開催中。「下水道の日」がある9月にはパネルでの展示も予定している。開館時間は朝9時半から夕方5時まで(入館は4時半まで)。入館料は無料。

取材・文/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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