近鉄電車、24年ぶりの新型一般車両の投入を発表。また蚊帳の外の「名古屋線」が悲嘆のトレンド入り

「近畿日本鉄道」(本社:大阪市天王寺区)は5月17日、2000年のシリーズ21車両以来24年ぶりとなる新型一般車両の投入を発表。4両10編成の計40両が、2024年秋から順次デビューする。投資額は約84億円(設計費など除く)。

利用者の使いやすさと同時に、地球環境に配慮された車両を目指した今回の新型一般車両。乗客の利用状況に応じたロングシートとクロスシートの切り替え、ベビーカーや大型荷物用スペースの確保、車内空気の除菌と座席の抗菌・抗ウイルス機能など、快適性をより向上させたという。

また、乗客が個別に扉を開閉できるスイッチを設置し、酷暑時や厳冬期の車内保温を図るほか、乗務員らが社内を確認できる防犯カメラの設置やバリアフリーへの対応も推し進めたという。

前面の形は、これまでの車両にはない八角形の近未来的なデザインを採用。外観は近鉄伝統の赤色をより鮮やかに、車内は花柄の座席や木目調の壁などで明るさとやさしさを表現している。

投入されるのは、奈良線、京都線、橿原線、天理線(以降、ほかの線区にも展開予定)。この情報に、「名古屋線・・・ない」「名古屋線かわいそうすぎる」「新車が投入されない中古車センターか」「名古屋線に来ない事が悲嘆となってトレンドにw」「名古屋飛ばしですね。わかります」「名古屋線が冷遇されなくなる日はいつ来るのか」という投稿が相次ぎ、「名古屋線」がツイッターでトレンド入りを果たした。

(Lmaga.jp)

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