河川敷を埋め尽くす一面のコスモス、これからが見頃
兵庫県尼崎市を流れる武庫川の河川敷「武庫川髭の渡しコスモス園」(尼崎市)で、コスモス約550万本が開花。約13000平米を色とりどりのコスモスが埋め尽くす。
かつて旧西国街道の武庫川を渡る渡し場があり、近くにあった茶屋の主人の顔にちなんで「髭の渡し」と呼ばれた、と伝わる同エリア。一時はゴミの不法投棄などで河川敷は荒れ果てていたが、2003年に地域のボランティア団体「髭の渡し花咲き会」らが市と協働し、コスモス園として再開発をおこなった。
2018年には過去最多約5万4000人(概算)が来場した同園。17年目となる今年は10月12日からの開園だったが、心配された台風被害について「台風19号の影響はなく、現在は通常通り営業しています」と同市は説明する。
種が蒔かれるのは例年8月下旬から9月上旬頃で、品種はセンセーション、ダズラ、オレンジフレア。現在は5割ほどの開花状況で、11月中旬までが見頃という。
(Lmaga.jp)