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大阪で田伏勉のクレパス画展、深みある人物描写に注目

田伏勉《トンネル》2018年
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クレパス画の第一人者、田伏勉の個展が、5月21日から「サクラアートミュージアム」(大阪市中央区)でおこなわれる。

クレパスは誰もが子どもの頃に使った経験があり、とても身近な画材だ。それゆえに、クレパスとアート作品が結びつかない人も多いのでは。しかし、田伏の作品を見ればそんなイメージが一変するだろう。渋い表情を浮かべた人物や、駅のプラットホームにたたずむ人々の姿を捉えた作品からは、クレパス画の芸術性の高さ、ほかの画材にはない表現の可能性がにじみ出ている。

「サクラアートミュージアム」での本展は2003年、2008年に続く3度目の個展。ヨーロッパの風景画を中心に、最新作を含む大小約30作品が展示される。過去の個展では、作品のすべてがクレパスで描かれていることや、小さなクレパスでも大きな画面が描けることへの驚きと賛辞が相次いだ。今回も多くの人が田伏の絵画世界とクレパスの魅力に開眼するだろう。クレパス画を知らない人こそ、本展を見て欲しい。期間は6月9日まで、料金は無料。

文/小吹隆文(美術ライター)


(エルマガジン)

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