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大阪の都心に新しいタイプの長屋、ついに完成

長屋を管理し、イベントなどを企画する小野達哉さん。宿の「BIO」と「多目的レンタルスペースShiten」を運営する
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長屋を再生した複合施設として今年6月にオープンした「キタの北ナガヤ」(大阪市北区)。少しずつテナント数が増え、残っていた最後の区画の店舗が11月10日にプレオープンする。

場所は地下鉄・中津駅から徒歩1分、梅田からでも約10分という好立地。駅周辺はオフィスビルだが、一歩路地に入るとスタイリッシュな飲食店が点在するものの、昔ながらの風情が残る住宅街だ。

建物再生活動「Batonship」の代表でもあり、施設の管理を担当する小野達哉さんは、「この長屋で、中津という街を表現したかった。そのため、ごちゃ混ぜをコンセプトに、いろんな方に入居してもらっています」と説明する。

長屋に並ぶのは、日替わりで出店者が変わる食のテイクアウト店「キタナガKITCHEN」をはじめ、造形作家のアトリエ、宿泊スペース、ギャラリー、マッサージサロン、デザイン事務所。そして、10月に日本茶と器の店「和style 煎-sen-」、11月10日に「多目的レンタルスペースShiten」が登場。こちらはキッチンも備え、食のイベントや、作家の展示、ワークショップなどさまざまな使い方ができる空間を目指す。

ごちゃ混ぜというコンセプトに沿って、それぞれのお店はまったく異なる店構えとなっているのも、こちらの特徴だ。ただ、じっくり観察すると昔の長屋の要素が残っており、「安易に建物を変えてしまうのではなく、古いものを上手に活用できることも提案したかった。そのため床材を壁に使ったり、建具をドアにしたり、使えるものは可能な限り再利用しています」と小野さんは言う。

長屋らしくテナント同士の交流も深め、11月10日・11日に、長屋の裏側にある細い路地で『キタの北長屋 秋の路地庭市』を開催。「中津は目的がないとなかなか訪れない街なので、そのきっかけになれば」と、これからも定期的にイベントを開催するそうで、今後の展開も楽しみだ。


(エルマガジン)

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