グループ魂、大阪で3年ぶりワンマン&初の三宅ロックフェス

破壊(阿部サダヲ)や暴動(宮藤官九郎)率いるパンクコントバンド・グループ魂が、9月12日に「味園ユニバース」(大阪市中央区)にて3年ぶりとなるワンマンライブ『大阪、水いらず』を開催。さらに翌13日には、同会場にて大阪初となる『三宅ロックフェスティバル』をおこなう。

グループ魂は破壊、暴動、バイト君(杉村蝉之介)、小園(小園竜一)、石鹸(三宅弘城)、遅刻(富澤タク)、港カヲル(皆川猿時)の7人からなるパンクバンド。パワフルで直球なロックサウンドと過剰なまでの笑いにこだわったコントを楽曲に織り込んだパフォーマンスで、演劇・お笑いファンから音楽ファンまでを巻き込み絶大な支持を集めている。

そんな彼らが、今年9月にシングル『もうすっかりNO FUTURE!』をリリースすることを発表。同バンドの音源のリリースは2015年のオリジナルアルバム『20名』以来。シングルとしては2011年の『だだだ』以来、実に7年ぶりとなるだけに、そのリリースツアーとなる今回のワンマンも尋常ならざる盛り上がりが期待できそう。

また『三宅ロックフェスティバル』はメンバーの石鹸こと三宅弘城が50歳になったのを記念して不定期開催されることになった対バンシリーズ。ニューロティカ、怒髪天をゲストに迎えた第1回の際は、ライブのほかにサブステージで石鹸が落語を披露したり、「石鹸のおしゃべりクッキング」と称しスイーツ作りに挑戦したり、富澤タクと港カヲルがアコースティックミニライブをおこなったり、通常のライブとはまた違った盛りだくさんな内容となった。

今回の大阪公演のゲストは、マントショーや鯖がステージを舞う(!)など唯一無二のパフォーマンスで定評ある関西ソウルシーンのゴッドファーザー、ザ・たこさん。これまた濃ゆすぎる化学変化が起こること間違いナシだ。チケットは7月21日に発売。

文/井口啓子

(Lmaga.jp)

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